コタローは一人暮らし

 深夜枠の「コタローは一人暮らし」というドラマを見ました。

 謎だらけで、かなり複雑な事情が必ずありそうな、一人の少年がアパートで一人暮らしを始めるというところから話が始まります。

 不思議さと奇妙だとは思いつつも、色々世話をする隣人の横山裕さん。売れない漫画家で生活もすさんでいるという設定が、古びたアパートとよく合っています。

 サムライのアニメの影響で殿様言葉で話す少年の演技も奇妙ないきさつと何かしら関わりがありそうです。

 イッセー尾形さんが大家さん役で、生瀬勝久さんが謎のサラリーマン住人で、山本舞香さんが隣の一人暮らしの女性で出るなど、脇を有名な俳優さんで固めているのも、なかなかのドラマだと思います。

 箱ティッシュ一個とはいえ、お隣さんに配って挨拶するという設定も、隣に誰がいるのかもわからない現代においては、ちょっと考えさせられるシーンでした。

 最近深夜ドラマの評判が良くなっていますが、先日から始まった「泣くな研修医」など、短くても見応えのあるドラマが増えているのは、ドラマ好きにはうれしいことです。