ファイトソングというドラマ

 終わってしまって今一番ロスを感じているのが「ファイトソング」です。特に最終回はもう10回は見ています。

 特に花江の空手の激励会の中で、お互いの本当の思いを伝え合った後のセリフが印象的です。

花江の「芦田さんの音楽がわからない」という言葉に、芦田さんが言った一言。

「花江、そんなこと、ない。」とても感動しました。

 私は「聞こえなくても大丈夫」と言うのかと思っていましたが、いい意味で予想を超えていました。

 そう言えば昔、病気で耳が聞こえなくなった方の話を聞いたことがありました。

彼の話では、「メロディーは聞こえないが、ベースやドラムの音は振動で伝わって来るので、昔聞こえていた記憶も思い出し、何となく曲のイメージが伝わることもある。」そうです。

 昔放送されていた「関口宏東京フレンドパーク」という番組で、周りにはベース音だけが聞こえ、回答者のみ全部のメロディーが聞こえるという設定になっていたゲームがありました。多分いつもそのベース音だけが聞こえているということなのでしょう。

 先の彼も中学校時代太鼓クラブで活動していたそうです。太鼓はバチの振動を手から感じるので、リズムが取れたと言っていました。

 話がそれましたが、何度見ても目が熱くなるシーンです。