不思議なドラマ「死ぬとか生きるとか父親とか」

 何とも言えない不思議なタイトルにひかれ、録画して見てみたドラマが「死ぬとか生きるとか父親とか」でした。

 リスナーのお悩み相談を受けるラジオ番組のMCをつとめる吉田羊さんと、定年退職した後も何かと娘である吉田さんを頼る父親に個性派俳優の國村隼さんが扮しています。

 吉田さんのお母さんは18年前に亡くなっているという設定で、写真でしか出ません。

 しかも父親はもう少し郊外の家賃12万円の家に引っ越したいと言い出しますが、家賃が年金金額を上回っている上に、年金生活者故に一年分の家賃の前払いという条件がついていました。

 いくらか蓄えのある吉田さんが援助することになりましたが、高齢者が家を借りる事の大変さを改めて感じました。また自分のわがままで子どもに迷惑をかけてはいけないとも思いました。

 今まではゴールデンタイムのドラマしか見ませんでしたが、深夜のドラマの中には色々考えさせられるものもあると思いました。