まずは深夜の30分ドラマから

 深夜の30分ドラマは幾つかチェックしましたが、今、継続してチェックしているのは、「泣くな研修医」と「コタローは一人暮らし」です。

 「泣くな研修医」はなかなか医者らしいことをさせてもらえないのに、同期の研修医に大見得を切っている白濱亜嵐さん演じる雨野と柄本時生さん演じる滝谷のやりとりが笑えます。見栄張っているのはバレバレで、そこは簡単に突っ込まれます。

 4人の研修医はそれぞれ育った環境も医師を目指した理由も様々ですが、切磋琢磨し合っていく中で、徐々に医者らしいことができるようになるのでしょう。

 キャラ的には開業医の息子という設定の野村周平さん演じる川村が一歩先を行くような気がしますが・・・

 ただクールなキャラの木南晴夏さん演じる指導医の佐藤が、厳しく冷たくしながらも、雨野を育てようとしている熱意も感じますので、やむを得ない事情で佐藤先生が雨野にやらせなければならない場面が出てくる気もします。

 「コタローは一人暮らし」ですが、相変わらず謎の多い幼稚園児「コタロー」は幼稚園に通い始めます。

 「一人でいい」と誰にも頼らず登園しますが、帰る時間になって誰も迎えに来ないのはやはり寂しそうでした。横山裕さんが迎えに行きますが、このような時代のので不審者扱いされる場面も・・・

 離れて暮らす息子に渡せなかったぬいぐるみを生瀬勝久さんが「コタロー」に渡そうとすると、「そなたの息子の代わりか」と辛辣な一言が出るシーンもありました。

 どのような事情であれ、幼稚園児が一人で生活することは現実ではあり得ませんが、ちょっと冷めた目線で大人を見ているコタローの存在は、考えさせられることがあります。

 社会福祉士?の役の百田夏菜子さんが事情を知っていそうですので、彼女がコタローに会った時に事情がわかるのではと思っています。