霊媒探偵 城塚翡翠というドラマ

 日曜の22時半のドラマは、私の好みに合うものがあまりなかったのですが、以前から注目している「清原果耶さん」が主演ということで、欠かさず見ています。

 朝ドラや「ファイトソング」の時とは大きく違う、霊媒師という役どころで、憑依された時と普段の自分という役を上手く演じ分けていると思います。

 まだ3話しか放送されていませんが、瀬戸康史さんや小芝風花さん、及川光博さんなども出演していて、ミステリアスなストーリーとも相まって、連続殺人事件の真相にどう迫るかがとても見ものです。

 「まことちゃん」と呼ばれている、小芝風花さんの役どころと翡翠さんとの関係も謎です。ただ、今の段階で、主役級の実力派、小芝風花さんのこの使い方は、ちょっともったいないのでは?と思ってしまいます。

 及川光博さんも、何か抱えていそうですし、翡翠さんがピンチになる夢も正夢になりそうだったり、ますます目が離せません!

私は持ち家派ですが…

 学生時代や結婚したばかりの頃は、賃貸アパート暮らしでした。住むための家賃を払うのは当然なのですが、住宅メーカーの宣伝文句「月々の家賃分の支払いで家が買える」になるほどと思い、意を決して家を建てることにしました。

 それから20数年、ローンは完済しました。総じて思うのは、頻繁に転勤するような仕事でない限りは、アパートの賃料くらいの支払いであれば、家を建てるのはありだと思います。理由は2つ。

 ①家族が増えると広い部屋に引っ越す必要が出てくる可能性があること。引越し費用も決して安くはありません。特に3月〜4月はかなり高いです。

 ②例外もあるかも知れませんが、歳を取った方々を新規で入居させてくれないアパートオーナーの方が多いと聞いたことがあります。定年後子どもが独立して、夫婦2人で住める小さい部屋に引っ越そうとしたところ、入居を断られたという話もあるようです。

 どちらかが亡くなって1人になった時は、更にハードルが高いようです。

 もちろん家を持てば、固定資産税や傷んできたところの修繕費などもかかります。会社によっては、賃貸アパートの場合、家賃の補助があるようですが、持ち家には補助金はありません。でもローンを払い終わった時には、自分の資産として家と土地が残るのは魅力だと思います。

 もちろん場所を考えて、負の遺産にならない場所を選ぶことも重要ですが…

これからは、ドラマ<バラエティの時代??

 2ヶ月以上のご無沙汰です。今回は番組再編についてのお話です。

 テレビ朝日系列では、伝統的に20時台のドラマが放送されて来ました。

 「科捜研の女」「相棒」「遺留捜査」など、お馴染みのキャストで、時代の流れに合わせながらも、「水戸黄門」のようなお決まりの展開があり、安心して見ていたものです。

 ところが前クールの「遺留捜査」を最後に、「20時台のドラマはなくなる」と言う告知があり、衝撃を受けました。

 他局では20時台をドラマ枠からバラエティにシフトして久しいですが、「テレビ朝日よおまえもか?」という心境です。

 自分の子どもたちを見ていますと、ドラマにはあまり関心はなく、お笑い芸人の方々のトーク番組や旅番組などをよく見ているようです。

 仕事から帰ってテレビをつけた時に、20時〜22時までに連続して入るドラマを見ながら晩酌するというのが楽しみでしたが、曜日によっては22時台までドラマが放送されない日があります。

 年のせいか、バラエティ番組よりも「ハラハラ、ドキドキ」や思わず「クスッと」なるドラマの方が好きなのですね。

 幸い「科捜研〜」等のドラマは、21時台から放送されることにはなりましたが、早い時間がバラエティにシフトしていくのは、時代の流れなのでしょうか?

 ちょっと寂しいですね。

今思えば…あれがSFとの出会い?

 私が幼稚園児だった昭和40年代、イギリスの会社が製作した不朽の名作「サンダーバード」。まだ幼かったこともあり、SFという言葉も知らず、登場人物が人形であることも忘れて、ハラハラドキドキしながら見入っていました。

 人命救助のために最新鋭の技術と装備を持つメカが登場すると、心が踊ったものです。また誕生日やクリスマスには、親にそれらの玩具を買ってもらったことも懐かしい思い出です。

 数年前にCGになってリメイクされた現代版が放送され、昔を思い出しながら欠かさず見ていました。

 さすがにグッズ等は買いませんでしたが、昔見たことのある人にとっても、昔を知らない人にとっても楽しめる不朽のSF作品であると思いました。

 でもやはり人形を使っていた時代の「サンダーバード」こそが初めてのSF作品との出会いだったと思っています。

ファイトソングというドラマ

 終わってしまって今一番ロスを感じているのが「ファイトソング」です。特に最終回はもう10回は見ています。

 特に花江の空手の激励会の中で、お互いの本当の思いを伝え合った後のセリフが印象的です。

花江の「芦田さんの音楽がわからない」という言葉に、芦田さんが言った一言。

「花江、そんなこと、ない。」とても感動しました。

 私は「聞こえなくても大丈夫」と言うのかと思っていましたが、いい意味で予想を超えていました。

 そう言えば昔、病気で耳が聞こえなくなった方の話を聞いたことがありました。

彼の話では、「メロディーは聞こえないが、ベースやドラムの音は振動で伝わって来るので、昔聞こえていた記憶も思い出し、何となく曲のイメージが伝わることもある。」そうです。

 昔放送されていた「関口宏東京フレンドパーク」という番組で、周りにはベース音だけが聞こえ、回答者のみ全部のメロディーが聞こえるという設定になっていたゲームがありました。多分いつもそのベース音だけが聞こえているということなのでしょう。

 先の彼も中学校時代太鼓クラブで活動していたそうです。太鼓はバチの振動を手から感じるので、リズムが取れたと言っていました。

 話がそれましたが、何度見ても目が熱くなるシーンです。

続々・深夜のドラマも充実

 深夜ドラマの最後は、「アフロ田中」というドラマです。

 独身で会社の寮に住むアフロヘアーの田中君が、先輩たちのセッティングした合コンで女の子と出会うが、うまくつきあうところまでなかなか行かず、先輩たちの武勇伝をうらやましそうにききながら、お目当ての子にアタックする話です。

 合コンなど経験のない昭和で20代を過ごした私にとっては、あまり実感のない話でしたが、まあ今の若者あるあるという感じで見ていました。

 元々賀来賢人さんが出ているということで見ていましたが、ちょっと変わり者の田中君が、妙に賀来さんにしっくりきていた気がしました。

 日曜劇場の「厚生労働省の官僚役」とのギャップも新鮮で面白い作品でした。

続・深夜ドラマも充実

 深夜ドラマの話の続きになります。

 玉城ティナさん主演の「鉄オタ道子2万キロ」は、いわゆる生粋の「鉄オタ」の方々からは、批判的な意見が多く寄せられていました。

 「鉄オタはこうでなければ」という考えは私にはわかりませんが、日本各地のユニークな無人駅を巡り、その周辺の豊かな自然の風景だけでも、自分が行ったような気になれるので、満足でした。

 玉城ティナさんは、沖縄出身の整った顔立ちの美しい人ですが、一つ芯の通った強さや信念のようなものを感じる女優さんだと思いました。

 役どころは大兼久道子という名前ですが、「YUI」というペンネームで鉄道雑誌に不定期に投稿もしています。ちなみにその「YUI」は、沖縄のモノレールである「ゆいレール」にちなんでいるそうです。

 その「YUI」さんに会いたくて鉄道の旅をする青年「甲斐」君を演じるのが、栗原類さん。道子=「YUI」とは知らず、時々連絡を取って同じ無人駅で待ち合わせたりしています。

 時々道子の写真を撮って「勝手に撮らないで!」と言われるシーンもあることから、友人としても少し距離を取ったつきあい方をしている感じがしました。

 少し旅番組的な要素も入った30分ドラマでしたが、続編またはシーズン2が合っても面白いと思いました。

                                 (さらに続く)