コタローは一人暮らし

 深夜枠の「コタローは一人暮らし」というドラマを見ました。

 謎だらけで、かなり複雑な事情が必ずありそうな、一人の少年がアパートで一人暮らしを始めるというところから話が始まります。

 不思議さと奇妙だとは思いつつも、色々世話をする隣人の横山裕さん。売れない漫画家で生活もすさんでいるという設定が、古びたアパートとよく合っています。

 サムライのアニメの影響で殿様言葉で話す少年の演技も奇妙ないきさつと何かしら関わりがありそうです。

 イッセー尾形さんが大家さん役で、生瀬勝久さんが謎のサラリーマン住人で、山本舞香さんが隣の一人暮らしの女性で出るなど、脇を有名な俳優さんで固めているのも、なかなかのドラマだと思います。

 箱ティッシュ一個とはいえ、お隣さんに配って挨拶するという設定も、隣に誰がいるのかもわからない現代においては、ちょっと考えさせられるシーンでした。

 最近深夜ドラマの評判が良くなっていますが、先日から始まった「泣くな研修医」など、短くても見応えのあるドラマが増えているのは、ドラマ好きにはうれしいことです。

泣くな研修医というドラマ

 深夜枠の30分ドラマ「泣くな研修医」を見ました。

 医療ドラマは今まで数多くみて来ましたが、研修医にスポットを当てたドラマは初めてかも知れません。

 他の医療ドラマにも研修医は出ていましたが、安い給料で論文の手伝いや雑用、当直のアルバイトで生活しているイメージが強かったです。

 研修医同士の結束も強く、困った時は励まし合い、助け合うという場面がありました。

 しかし今回のドラマは医師を目指した理由や家庭環境も様々で、協力することや同期同士が仲良くするということも、今のところはなさそうです。

 こういうドラマに必ずいる親が開業医の二代目。医者に向いているタイプとそうでないタイプがいます。今回のドラマはどちらなのか、今のところはわかりません。

 また異常にやる気だけがあり、一人だけが熱いタイプもよくいますが、今回もやる気が空回りしている役の人もいました。

 それぞれ個性的な研修医の活躍が今後、楽しみなドラマです。

コントが始まる!日はいつ?

 「コントが始まる」の第一話と第二話を続けて見ました。

 まずドラマの中のコントが実におもしろいのがすごいと思いました。

 「マクベス」というコンビ名もなぜ、シェイクスピアの作品名かと思いましたが、芸人を目指すきっかけを作ってくれた高校の恩師に因んでいるところもおもしろいです。

 ネットでも評判になっていた、有村架純さんの酔っ払った演技も最高でした。その時に酔い覚ましに渡したミネラルウォーターが、翌日メロンソーダになっていたという謎のオチもよく考えられていたと思います。

 実はミネラルウォーターがメロンソーダに変わっていた謎を真剣に考えていたのですが、有村さんが勤めていた会社で販売していた「ソーダの粉末」を溶かしていたとは思いもしませんでした。

 10年経っても売れなかったらやめる、という約束の期限が迫り、焦るマクベスの3人は過去のことを掘り返してけんかになったり、オーディションの後にわざわざ博多までラーメンを食べに行ったり、いろんなことがありました。

 10年以上売れずに人知れず消えていく芸人さんは、数知れないと思いますが、ドラマだからということだけでなく、「マクベス」の3人には、あきらめずにメジャーになるまで頑張ってほしいとエールを送りたくなります。

 有村架純さんのいかにもやさぐれた風貌や演技も、斬新ですしこんな役も上手にできることに感心しています。

 有村さんの「マクベス」への思いが通じて、メジャーデビューして欲しいと願っていますし、本家の芸人顔負けの新ネタにも期待しています。

着飾る恋には理由があって・・・それはどんな理由?!

 「着飾る恋には理由があって」見ました。

 CMではよく見る川口春奈さんですが、主演の連ドラは久しぶりに見ました。

 話の初めの方から思いを寄せるのが、社長の向井理さんと言うことはわかっていたのですが、打ち合わせの会場を間違えたところに突如インスタのフォロアーである横浜流星さんが現れたり、シェアハウスに引っ越すことになったら、そこに関西人の若い男性がいたり。初回から色々な男性との出会いがあって、話の展開が複雑そうでした。

 しかし会社のイベントのためにデリバリーのオーダーがされていなかった事実が判明したところで、横浜さんがキッチンカーをやっていることが生きてくるという流れは、なるほどと思いました。

 その横浜さんの台詞に「携帯がないと不安で落ち着かない」という川口さんに対して、「自分はテレビもネットも見ないし、携帯なんか家においたままだ」とか「自分は自分が納得する仕事しかしない。君のようにオンもオフもない生活は考えられない」と言うものがありました。

 今の現代人が仕事に忙殺され、いつでも連絡が取れることや、新しい情報をネットでいち早く知っていないと落ち着かないという強迫観念の様なものを持っていることへの警鐘が込められているように感じました。

 ところで川口さんが思いを寄せていた社長は、突如解任されて行方をくらまします。行きつけの店やショッピングに立ち寄るところを必死で探しますが見つからず、家に帰ると誕生日プレゼントの花だけが届きます。

 社長とは会社という接点がなくなり、今後どうなっていくのか。話の流れから横浜さんとの関係がどうなっていくのかも目が離せません。

 社長の座を追われた向井さんの心の支えとなり、結ばれればと思うのですが、話はまだ始まったばかり。そうは簡単にいかないのでしょうね~。

歳のせいでしょうか・・・

 ドラマ好きの私にとってはうれしいことなのですが、新作ドラマの第一話が、一時間の枠を越えた放送から始まるものが増えています。時には「2時間スペシャル」にして、作り手の並々ならぬ作品に対する意気込みや思いを感じることがあります。

 作品によっては「最終話スペシャル」や「最終話直前2時間スペシャル」まで目にすることがあります。

 平日は帰りが遅く、食事をして風呂に入ってから1時間もののドラマを一本見て寝るのが長年の日課であるため、2時間スペシャルは週末まで待つことになることが多くなります。

 それは時に第二話がすでに始まっている時点で初めて第一話を見るという時差が生じてしまいます。

 平日に2時間ドラマを見ようとテレビをつけたことがありますが、途中で意識を失ってしまい、話を半分くらいしか覚えていないという状態でした。

 時々1時間10分くらいの第一話がありますが、歳のせいかそこが「平日の限界」かとも思っています。

 誤解のないように申しますが、決して2時間スペシャルを批判しているわけではありません。ただつくづく歳による疲れやすさを感じるようになったなあとは思います。

 と言うわけで平日はすでに第一話を見てしまった1時間枠のドラマを探しては見るという生活です。

 話題作の映画も録画しておいていますが、たいていは2時間以上ありますので、これもGWの楽しみにとってあります。

 かつて「花金=花の金曜日」と言う言葉がありました。週末の金土は、2時間が短く感じるほど、時にはトイレにも行かず集中して「2時間スペシャル」を見ています。

 ある意味こういう楽しみがあるから、平日の仕事を頑張れるのかもしれませんね。

必ずホシが上がるドラマ

 もう何クール目になるのでしょうか。お気に入りの刑事ドラマの警視庁捜査一課長が始まりました。

 お馴染みのメンバーに時々新しい顔ぶれが加わり、内藤剛志さんの捜査一課長が絶妙なあだ名をつけるのも、恒例になっています。

 私的には天笠刑事役の俳優さんの役どころや爽やかなルックスが気になっていますので、もっと色々なドラマで活躍されてもいいのではと思っていました。

 今回からまた若手の刑事がメンバーに加わり、早速ガッツというあだ名をもらっていました。その若手俳優さんをよく見ると、初期の若い頃の天笠刑事役の俳優さんによく似ているという印象がありました。

 ナイツの塙さんもすっかり捜査一課長の大事なメンバーです。

 神出鬼没の笹川刑事部長の登場の仕方や一見意味がわからなそうで、実は事件解決につながるような一言も緊迫した事件捜査にちょっと肩の力を緩めるような効果もあり、好きなシーンです。

 入れ替わりで放送されている「科捜研の女」では内藤剛志さんと金田明夫さんの警察での地位が真逆になっているのは、ご愛嬌というところでしょう。

 捜査一課長という重背を背負い、誰よりも部下を労い、妻への感謝も忘れない。それでいて「被害者の無念をはらし、必ずホシをあげる!」というリーダーとしての力強い言葉で捜査に当たる刑事たちを鼓舞する場面も、好きなシーンです

 捜査員が徹底的に調べたい時は、「責任は俺がとる」という頼もしい一言も。

 こういう上司ならどこまでもついて行こうという気持ちになりますね。

 一話完結ということが基本なので、様々な事件にどう立ち向かうか、毎回楽しみです。

ネメシス、謎は深まるばかり

 ようやく「ネメシス」の2話を見ました。

 中村トオルさんが演じる、広瀬さんの父親が、何者かに狙われて、車で事故を起こす場面がありました。

 しかも後部座席の女性が車外に投げ出されて亡くなってしまいます。その女性のお腹にいたのが、広瀬さんなのかと想像しましたが、まだわかりません。

 広瀬さんと言えば、私にイメージでは、お姉さんのアリスさんに比べて、「シリアス」なドラマ役どころが多いと思っていました。

 一昨年頃放送された「あのね」や先月放送された「エアガール」など、笑えるシーンがほとんどない役が印象に残っています。

 しかし今回はカマキリやイグアナ、トンボなどのマネをして笑わせるシーンがありました。広瀬すずさんを長く知る人にすれば驚くほどでは無いかもしれませんが、私には凄く目新しく見えました。

 若いですが、芯の強い女優さんだと思っていましたが、随分役の幅が広がって来て、ますますファンになりました。

 それにしても、ここ一番には、江口洋介さんが事件に関わって来ますが、そこが広瀬さんの父親失踪と結び付く手がかりがあるのではと、注目しています。今のところは、まだ結び付けられていませんが……