リコ活というドラマ
永山瑛太さんの自衛官という役どころや「自分は〜」というセリフの時に声のトーンを下げるところは、いかにもという感じです。しかし実際の自衛官の方を知りませんので、本当に任務中もプライベートでも、あんなにコチンコチンだと、自分も周りも疲れるのではないかと心配になります。
ただこの辺の永山さんのコチンコチンの演技はネットでも評価が高かったようですね。
奥さんが、インテリアにこだわって色々揃えたものの代わりに「家訓」をかけたり、起床ラッパの音をスマホのアラームにし、朝4時からトレーニングなど、最初から結婚相手がドン引きするような設定は、最初からちょっとやり過ぎかと思いました。
まあそういう世間からかけ離れた設定であればあるほど、離婚への流れに説得力があるのかも知れませんが…
オープニングタイトルでも、「離婚家族」というテロップがありましたので、「そのうちに新郎新婦の両親も離婚するのだろう」と思っていたら、ほとんど本人たちと同時進行で両親も離婚するという展開になっていてちょっと驚きました。
離婚とは関係ないのですが、新郎の父が、定年退職しているにも関わらず、現役時代の名刺で自己紹介している場面がありました。
昔読んだ本に「現役時代に社会的地位が高かった人ほど、その頃のことが染みつき、リセットできず、再就職が上手くいかないことが多い」というようなことが書いてあったことを思い出しました。
第一話から盛りだくさんですが、どうなるのか目が離せないドラマです。