ぎぼむす=義母と娘のブルース

 昨年に続く「義母と娘のブルース」のスペシャルが放送され、昨日リアルタイムで見ました。

 前作からの「ベイカリー麦田」の店長は相変わらず脳天気で、企業再生のいわゆる「ハゲタカファンド」に騙されて、自分が開発したパンの権利を失いかけるなどのピンチがありましたが、亜希子の機転で救われます。

 亜希子は亜希子で「ハゲタカファンド」の代表が亡くなったご主人の良一さんに瓜二つで、心が動揺してしまいます。娘のみゆきにその事を悟られ、休日に3人で遊園地に行くなど、急接近して行きます。

 企業再生を依頼した老舗パンメーカーが、彼の策略で「ベーカリー麦田」を乗っ取った形になったことを申し訳なく思った工場長が、全国の工場にストライキを呼びかけ、結局「ベーカリー麦田」は自分のパンの権利を取り戻します。

 策略が失敗して全てを失い老舗パンメーカーの社員になる羽目になったファンドの代表は、「亜希子、みゆきと3人で家族写真を撮って欲しい」というみゆきの願いに、せめてもの罪滅ぼしにと承諾します。

 ところがそこに麦田店長が乱入して、ドタバタになったところで終わりました。

 また来年も続編が期待されますが、個人的には、紆余曲折あったにしても、最終的には麦田店長と結ばれ、2人で協力して「ベーカリー麦田」を盛り立てて欲しいところです。

 続編があるかどうかは別として、このドラマの見どころは、多くの人が感動したであろう、あのみゆきのセリフです。うろ覚えのところもありますが…

 「お母さん、バカじゃないの?私が悲しかった時、自分のことのように悲しかったって?そういうのをね、そういうのを世間では愛って言うんだよ。」

 何度思い出しても涙が出ます。