リコカツ、早くも関係修復か??

 今回の「リコカツ」は、咲のお母さんから、「誕生会を開いてほしい。しかも自衛隊の同僚も呼んで盛大に。」という要望があり、一時は「聞いてないよ~」となりましたが、父親との離婚を考え直してもらうという意図もあり、開かれることになりました。

 「これが最後の誕生会」という言葉に何となく「お母さんが余命宣告を受けたのではないか?」と思わせるところがありましたが、乳がん検診で「要再検」という通知を最後の方に出してきたので、やはりと思いました。

 父親とやり直すことを拒否し、花束も受け取らなかったのには、色々複雑な思いがあったのだと思います。これは私の想像ですが「残された時間を一人で好きに生きたい」という思いや「弱っていく自分の姿を見られたくない」「余計な心配をしてほしくない」など、色々なことを考えてしまいます。

 一方紘一と咲の方は、ここ何話かの中で「離婚することに決めたが、まだ俺は君の夫だ!」とか逆に「まだあなたの妻だから」というような台詞が続いていたので、最後は関係修復してハッピーエンド??という期待を持っていました。

 自分の両親が離婚して、もう二度と関係が修復できないことに深く傷ついた咲を優しく抱きしめ、「離婚はしない。これ以上君が傷つくのを見たくない。絶対一人にしない。」と力強く言う紘一の姿は、本当に感動しましたし、かっこよかったです。

 元彼の青山さんの存在や女性自衛官の一ノ瀬さんの存在も、今後とても気になります。特にどういう経緯か「離婚届」の用紙を持ち帰ったことが、今後の展開にどう影響するか楽しみです。一ノ瀬さんの「法律でも人の心は縛れない」という台詞もなかなか意味深です。

 まだ半分しか終わっていませんので、紘一と咲が離婚しないという「ハッピーエンド」とは簡単にいきそうもありませんね。

 最後になりましたが、歳を重ねてますます良い味を出している「個性派演技俳優」、佐野史郎さんの突然のドラマ降板には、大変驚きました。一日も早いご回復を心より祈っています。