異色の刑事ドラマ「警視庁ゼロ係」

 もう5シーズン目になります、異色の刑事ドラマ「警視庁ゼロ係」の新シリーズが始まりました。

 警視庁では警視という高いポストにつきながら、「何をかけてもゼロ」の警視庁「何でも相談室=ゼロ係」に配属された、小泉孝太郎さん演じる小早川警視と個性的なメンバー達の物語です。

 本来なら「何でも相談室」が関わってはいけないような事件に首を突っ込み、勝手に捜査をして、重要な手がかりを見つけて事件を解決に導くこともあります。

 バディを組む松下由樹さんとのやりとりは毎回笑えます。警視と巡査部長という階級差があるため、松下さんが小泉さんに言いたいことがある時は、まず一言「警視殿、タメ口よろしいでしょうか」と断った上で、言いたい放題言うシーンはいつも笑えます。

 係長の片岡鶴太郎さん、イケメンに目がない安達祐実さん。以前はTKOの木下さんが出ていましたが、今回からノンスタイルの石田さんになりました。そして文平ちゃんと呼ばれている、IT機器に詳しい戸塚純貴さん。訛りのあるしゃべりが独特の味を出しています。

その戸塚さんですが、私が好きなアマゾンのCMに「おばあちゃんをバイクの後ろに乗せて、ひまわり畑のある道を走る」というのがあり、そのバイクを運転する青年が戸塚さんだと知った時は驚きました。

 ゼロ係は、一見寄せ集めのような部署ですが、チームワークは結構良く、双子の様に息が合った2人の鑑識コンビの協力もあり、事件を解決に導きます。

 今まで見てきた刑事ドラマとは一線を画す異色のドラマですが、個性的なメンバーがそれぞれ良い味を出しているところは笑え、事件も解決するという2倍楽しめる刑事ドラマだと思います。