少し前のドラマですが…
少し前のドラマになりますが、坂口健太郎さんと北村一樹さんが主演の「シグナル」というドラマのスペシャルを見ました。
録画してありましたが、なかなか時間がなく、昨日見ました。
何年か前に連続ドラマで放送されていましたので、刑事ドラマ好きの私としては見逃せないものでした。
しかし刑事ドラマの定番の事件が起こり、遺留品や地道な聞き込みで犯人を追いつめて逮捕するという流れですが、このドラマは違いました。
20年前の時代で活躍している刑事=北村さん、と現代の刑事=坂口さん、が壊れているはずの無線機で繋がるところから始まります。
未解決事件を捜査する部署にいる坂口さんは、20年前の事件の情報を北村さんに提供して事件を解決したり未然に防いだりします。
しかし刑事として熱いばかりに上層部からは邪魔な存在になり、命を狙われたり、同僚の刑事を殺した濡れ衣を着せられ、指名手配されたりします。
何度も殺されて、白骨死体で発見されることもありますが、その後に時間が戻った世界から無線が入り、坂口さんが北村さんが殺されることを未然に防ぐという展開です。
そのうちに同僚の刑事が殺された事件には、上層部の不正が関わっていることがわかりますが、それを知っている人物も殺されていき、なかなか真相にたどり着けません。
警察上層部の不正とそれを隠蔽するために人が殺されるという設定は、これまでもありましたが、過去と現代を繋いで真相に迫るというのは斬新な設定です。
久しぶりにスペシャルが放送されたのは、映画の公開につなげる目的もあったようですが、映画の方も楽しみです。
過去と現代をつなげるというのは最近の韓国ドラマの得意とするところで、ジャンルは違いますが、先月終了した「知ってるワイフ」にも通じるものがあります。
「知ってるワイフ」の中に「誰にでも取り戻したい過去がある。」というセリフがありましたが、そこがこのようなドラマにひかれる理由かも知れません。