ドラマ「スクールポリス」に思うこと

 今クールのドラマは見たいと思うストーリーが多かったので、記事にするのがすっかり遅くなってしまいました。

 今回は「スクールポリス」のドラマを取り上げてみたいと思います。

 犯罪の低年齢化や中高生のネット加害者、被害者になるという事件が増えています。

 学校は子供たちを育て導く場であると言われていますが、同時に狭いながらも1つの社会を作っていると思います。その中でルールを破ったり、物を壊したり、人に危害を加えたりすれば、注意を受けたり、謝るのが社会常識なのだと思います。

 今の子どもたちの中には、悪いことをしても叱られずに育った子も多く、間違ったことをした事を認めない、叱られた事に逆ギレすることもあるようです。

 先生たちも何かあれば教育委員会に訴えられたり,クレームの電話が来るなどで、なかなかうまく指導ができないという現状もあるのかも知れません。

 その点警察官は、目の前で起きていることに、様々な法律を適用して、取り締まったり、逮捕するという権限を持っています。

 ドラマでは、文部科学省が実験的に学校に警察官を常駐させる「スクールポリス」制度を導入しました。生徒たちは、最初自分たちが未成年であるからとたかをくくっていましたが、教室で暴れた生徒が、目の前で本当に逮捕されるのを見て、容赦なく犯罪を犯す者は逮捕されるという怖さを知ります。

昔、校内暴力が蔓延していた頃、警察が出動したニュースを見たことがありますが、学校内で起きたことに、警察が介入することには,違和感を感じたことを思い出しました。

 真木よう子さんが「学校は生徒たちを正しい方向へ導く場です。」というようなセリフを何度か言っていましたが、「導けていないから、こんな事が起こるんだ。」と藤原竜也さん扮するスクールポリスに言われている場面が、とても印象深かったです。

 しかしこの「スクールポリス」には、別の目的がありました。それこそがこのドラマの奥深さなのですが、今回はここまでにします。

 ちなみにスクールポリスの制度、どう思われますか?